【DIY】傷だらけのアクリル水槽を素人が磨いた結果|丸2日でここまで復活

左が研磨前、右が研磨後のアクリル水槽の比較 DIY

アクリル水槽でプレコを飼育していると、想像以上のスピードで傷だらけになります。

「もう買い替えしかないのか?」「素人が磨いて本当に透明に戻るのか?」

実際に、深い傷だらけになったアクリル水槽を丸2日かけて磨き直しました。

この記事では、素人でもここまで復活した研磨手順と、実際にやって分かった注意点をまとめます。

※以下の方法はあくまで素人の一例です。作業を行う場合は自己責任でお願いします。

アクリル水槽はプレコでここまで傷だらけになる

正面から見たアクリル水槽、傷は目立たないが水越しに見ると輪郭がぼやっとして透明感がやや曇った状態

セルフィンプレコを飼育している水槽だから鑑賞できないレベルで傷が入るなんてことはないのでご安心ください。

スカッとしないと言うだけで魚を鑑賞する上では全然気にならないと言う方も多いと思います。

側面から見たアクリル水槽、傷によりすりガラスのように白く曇った状態

側面から見るとすりガラスの様になってしまっている状態が良くお分かり頂けると思います。

作業前のアクリル水槽の状態

プレコ飼育によって無数の深い傷が入ったアクリル水槽の作業前状態

これが作業前の状態です。

セルフィンプレコに苔掃除を丸投げしていた代償です(涙)

娘の顔にモザイクをかける必要がない位、全面に細かい傷が入っています(笑)

使用した道具と必要な物

最低限必要な3つの道具

  • 耐水ペーパー(600番、800番、1000番、1500番、2000番)
  • 車用コンパウンド(3000番、7500番、9800番)
  • ランダムサンダー(水槽のサイズによる)

耐水ペーパー研磨が9割を決める

まずは耐水ペーパーで全体を研磨します。

耐水ペーパーを使ってアクリル水槽の内側を研磨している作業風景

使用した番手と研磨の順番

600番、800番、1000番、1500番、2000番と、番手を上げながら地道に研磨していきます。

水槽内に水の入ったバケツを持ち込み、スポンジブロックに耐水ペーパーを巻いてひたすらウェットサンディングします。

最初横着しようとして、電動サンダーに紙やすりを取り付けてドライサンディングしました。

粉塵まみれになり絶対に身体に悪影響が出ると思いましたし、埃が出る割にはそんなに研磨されていませんでした。

ここで手を抜くとやり直しになる

目の粗い番手から細かい番手に上げた際に細かい番手でしっかり研磨しないと粗い番手の傷が消えずに残り続けます。

ある程度綺麗になったところで粗い番手の傷がとても目立ち、結局最初からやり直しました…。

最初にコンパウンドで消えるか試して、綺麗になるようならコンパウンドだけでもいいと思います。

右手がパンパンになりましたが、ひたすら水槽の中に入ってゴシゴシ磨き続けました。

研磨途中で全体が白く曇った状態のアクリル水槽内側

この時点では本当に綺麗になるのか、不安しかありませんでした。

コンパウンド磨きは電動工具必須

ランダムサンダーとコンパウンドを使ってアクリル水槽を研磨している様子

おすすめはランダムサンダー

コンパウンドでの研磨は耐水ペーパーでの研磨に比べて摩擦も高く、非常に疲れます。

水槽サイズにもよりますが、1800×900×600の水槽を手で仕上げるのは体力・時間共に厳しいため、ランダムサンダーを使用しました。

インパクトドライバーに取り付けるタイプの研磨パッドも試しましたが、コントロールが非常に難しく、側面に接触して傷を付けてしまい、結局サンドペーパーからやり直す羽目になったため使用をやめました。

ランダムサンダーは丸い形状なので、隅の方はどうしても手作業で仕上げる必要があります。

高価な物でなくていいので、ランダムサンダーやポリッシャーを使うことをおすすめします。私は木工や車でも使えると思い、少しだけ奮発してBOSCHのランダムサンダーを購入しました。

木材研磨、車の窓ガラスの鱗取り、塗装面の研磨など、今でも大活躍しています。

コンパウンドは番手を上げながら磨き、仕上げは手作業で丁寧に行いました。

コンパウンド研磨後に透明感が戻り始めたアクリル水槽

苦労はしましたが、かなり綺麗な姿に戻りました。

最後に掃除機で粉塵を吸い、よく洗います。

研磨完了後|透明度はここまで戻る

苦労した甲斐があり、水槽の透明度は各段に向上しました。

左が研磨前、右が研磨後の透明感が戻ったアクリル水槽

磨く前と見比べるとまるで鏡の様です。

深い傷だらけだったアクリル水槽が鏡のように復活した状態
研磨によって透明度が回復したアクリル水槽と魚の様子

水槽が綺麗だと、写真も綺麗に撮れる気がします。

研磨中の魚の避難方法と注意点

作業中は魚達をプールに入れて一時的に飼育していました。

アクリル水槽研磨中に大型魚をプールで一時飼育している様子
水槽作業中に避難させた魚たちの一時飼育環境

当時は6月でしたが冷え込む日も多く、1000Wのヒーターが稼働しっぱなしで電気代が気になって仕方がありませんでした。

2200×1500×600と、水槽よりも広い環境だったので、魚達は伸び伸びと泳いでいました。

ブロワーにユニークパイプと言う水産用のエアーカーテンの様な物を接続し、その上にろ材を載せて簡易的な濾過を行っていました。

魚を移動させる際はマルチネットを使用しましたが、安全面を考えると使って正解だったと思います。

特にシルバーアロワナは、マルチネット無しで救える気がしませんでした。

おまけ:屋外飼育で起きた魚の日焼け

最後に少し面白かった話として、魚の日焼けがあります。

屋外飼育によって体色が黒くなったシルバーアロワナ
数日屋外に出したことで体色が濃くなったシルバーアロワナ
日光の影響で黒化したシルバーアロワナの側面
一時的に体色が変化したシルバーアロワナの様子

数日屋外に出していただけでここまで色が黒くなりましたが、すぐに元に戻りました。

迫力があって良かったのですが、今では普通のシルバーアロワナになっています笑

アクリル水槽は「傷が付く前提」で付き合う

正直、丸2日かけての研磨作業はかなりしんどかったです。

ただ、それでもアクリル水槽は、やっぱり見た目が良く、割れにくく、大型魚飼育では大きなメリットがあります。

プレコを入れるなら傷は避けられませんが、「傷が付いたら磨けば戻る」という選択肢を知っているだけで、気持ちはかなり楽になります。

※限度はありますし、コンパウンドに含まれた溶剤が悪さをする事もあり得ます。

中古のアクリル水槽も同じで、深い傷があっても磨くことでここまで戻ると分かっていれば、状態次第では安く手に入れられる選択肢になるかもしれません。

傷が嫌で買い替えを考えているのであれば、買い替える前に一度だけでも磨いてみる。

この作業を乗り越えられるかどうかが、アクリル水槽と長く付き合えるかの分かれ道だと思います。

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