コリドラスの飼育環境について
コリドラスは丈夫で飼いやすい魚ですが、飼育環境によってコンディションに差が出る魚でもあります。
この記事では、我が家で約50匹のコリドラスを飼育している環境や管理方法を紹介します。
使用している設備や餌、換水頻度、底砂の管理など、日々の飼育で意識しているポイントをまとめています。
飼育環境

60×45×45水槽
濾過方式 OF濾過(濾過槽60×30×30 集中濾過90×45×45と連結)
照明 アクロVIVID
底砂 田砂
この水槽のメインフィッシュはコリドラスです。
隠れ家も無く、薄く砂を敷いているだけの簡素な環境ですが、コリドラスを観察する上ではこの環境が一番良いと思っています。

水流が強いからか数日でこの通り偏ります…。
飼育しているコリドラスの種類






(コルレア)

ステルバイ
デュプリカレウス
コンコロール
アトロペルソナータス
コルレア
ブレビロストリス
アークアタス
シミリス
アエネウス
パレアタス
ステルバイは大半が自家繁殖個体です。
珍しいコリドラスは飼育していませんが、今後はもっと色々な種類に挑戦したいと考えています。
与えている餌
コリドラスの餌は各メーカーから沢山の種類の物が販売されていますが、個人的には沈む餌なら何でもいいのではないかと考えています。
タブレット型の餌が定番商品ですが、ヤマトヌマエビがいる環境では持ち逃げされてしまう事や、大きな個体が独占して小さな個体が食べられないと言った事も起きてしまうため、個人的には沈む小粒の餌を愛用しています。
人工飼料
キョーリン パラクリアディスク
テトラ ボトムブースト
GEX ワイルドバイトボトム

これらの餌をすべて混ぜて使用しています。
過去には咲ひかり金魚の育成用やイトスイの川魚の主食等を混ぜていた時期もあります。
小さなコリドラスを導入した際には顆粒餌を使用する事もありますが、すぐに沈まず扱いにくいので基本的には少し大きめの餌を使用しています。
そこまでこだわりは無く、とりあえず色々な餌を食べさせてみようって感じでコリドラスが食べやすそうなサイズ感であれば買ってみて与えています。
普通に飼育する分には正直どれでもいいのではないかと思っていますが、寄生虫予防としてパラクリアを中心にブレンドしています。
顆粒餌について
1㎝前後の小さなコリドラスを導入した時には緩慢沈下などの顆粒餌を与える事もあります。

普通に水槽に入れると沈まないため、別の容器で水に沈めてから投入します。




スポイトを使用すると便利です。

商品にもよりますが、スポイトは買ったままだと先端の穴が小さくて吸い込めません。
私は細いキリで穴を拡張して使用しています。

非常に細かく舞い上がり、かなり水を汚しそうです。(入れすぎでもある)
栄養価はつなぎの量が少ないからなのか高たんぱくな傾向があり、そこら中に散らばり小さな個体でも食べる事が出来るので与える量を調整すれば良い選択肢になると思います。

このサイズ差でもスクスクと育ってくれました。
乾燥イトミミズ
コリドラスと言えばイトミミズを与えるイメージがあるのですが、イトミミズも非常に値段が高くなり気軽に使用できなくなってしまったため、乾燥イトミミズに手を出してみました。

乾燥イトミミズはキューブ型に成形されており、水槽のガラス面に張り付けて、魚たちが食べる様子を観察する事が出来ます。

しかし中には浮いてくるものもあり、水面付近を漂うキューブが残されてしまう事があるため、シリンジを使用して沈めて与えています。

シリンジは何でもよいかと思いますが、私はアストロプロダクツで購入しました。
サイズが大きく少し扱い難い点もありますが、そのまま押し出して水槽にイトミミズを入れる事が出来るのでズボラな私には丁度良く愛用しています。
乾燥イトミミズを沈める手順
- イトミミズをシリンジへ入れ、水を入れる
- 余分な空気を押し出し、先端を指で塞いで何度かストロークする
- イトミミズ内から発生する気泡を排出し、先端を指で塞いだまま加圧する
- シリンジ内でイトミミズが沈んでいればOK
- 沈まない様なら2から再度行う
イマイチわかりにくいかも知れませんので動画を貼っておきます。
私はシリンジ内の水もそのまま飼育槽へ入れてしまいますが、非常に散らばる&汚れそうなので飼育環境に合わせて一度茶こしか何かに出してからピンセットで与えるなどが良いと思います。

先ほどの動画の直後の写真がこちらです。
ポンプは一時的に停止しています。
食いは非常に良く非常にオススメの餌です。
冷凍アカムシ
コリドラスの餌の定番と言えば冷凍アカムシですね。

乾燥イトミミズを与え始めてから出番が減ってしまいましたが、定期的に購入して与えています。
繁殖を狙うときなどに有効な餌として紹介されている事も多いのですが、私は本格的に繁殖を狙った事が無いため現時点では不明です。
ただ非常に食いが良いので見てて面白いです。
換水とメンテナンス
餌の項目で紹介した通り、我が家では非常に大量に給餌しています。
もちろん餌を抜く日もありますが、給餌する場合は毎回水槽内には餌が舞っています。
ポンプが動けば濾過槽へ残飯が濾過槽へ流れ込みます。
コリドラスの水槽は試験的に物理濾過を取り外し、糞も餌も生物ろ材へ流し込む運用をしています。
生物ろ材が残飯だらけにならない様、残飯対策として濾過槽で大量のヌマエビを飼育しています。

換水は週1回程度で実施するようにしており、一度の換水で大体半分~7割程度換水します。
生体も多く、餌も多いので大量換水を実施しています。
デリケートな種類でなければそれで問題なく飼育出来ると言うのが現時点での感想です。
底砂のメンテナンスも換水の際に同時に行います。
底砂が汚れるとコリドラスのヒゲが溶けてしまう事があるため、底砂クリーナーで清掃したり、底砂をかき混ぜて汚れを浮かして濾過槽へ流したりと定期的に手は入れています。
ヒゲ溶けについて
以前通販で購入したコルレアのヒゲが溶けており、どのような環境で飼育されていたのかはわかりませんが、きれいさっぱり無くなっており、1年近く経過した今でも治る事はありません。

軽いヒゲ溶けなら治る事が多いのですが、あまり酷いと治らない事があるので砂利のメンテナンスは定期的に行って綺麗な状態を保つことを心がけています。
繁殖について
我が家ではコリドラスステルバイだけを単独で飼育し繁殖に至った経験があります。

餌は人工飼料を中心に冷凍赤虫を与えていました。
濾過は水作エイトを2個使用し、定期的に換水を行っていただけなのでこれと言ってポイントはないのですが、産卵した卵は回収して隔離ネットへ入れ、180㎝水槽の濾過槽で育てました。

餌を沢山与えても水質が安定するのですくすくと育ち現状のステルバイだらけの環境になりました。

繁殖については今後他の種類で挑戦するのでその過程や結果を他の記事で紹介できる日が来たらします。
まとめ

ご覧いただいた通り、私の飼育環境は過密飼育&大量給餌&大量換水と実に大型魚飼育者らしい飼育方法をしています。
しかしながらコリドラスは大食漢であり、餌の量が少ないと痩せてしまう魚でもあります。
太らせることが良い事では無いと思いますが、まんまるのコロッとした姿こそ、コリドラスの魅力と感じているので今の飼育方法を行っています。
種類も多く、コレクションや繁殖など、様々な楽しみ方の出来る魚なので皆様もぜひ挑戦してみてください。
コリドラスを飼育している水槽部屋や設備に関する詳細は以下のリンクにまとめてあります。





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