コスパ最強!軽石をろ材に|8年以上使った実体験

コスパ重視で日向土をろ材として使用している コラム

魚を飼育する上で、濾過は非常に重要です。
極端な話、水の管理さえ出来れば魚の飼育が出来ると言っても過言ではありません。

しかし、飼育する魚の数が増えたり、水槽サイズが大きくなるほど、ろ材はとにかく大量に必要になります。

設備・魚・餌・その他趣味……少ないお小遣いの中でやりくりしていると、
市販のろ材なんてとても買えない!!

そんな時に候補に挙がるのが、園芸用品として売られている軽石です。

結論から言うと、私は2018年から現在まで、軽石をろ材として使い続けていますが、軽石が原因と思われる大きなトラブルは一度もありません。

軽石をろ材として使い続けている理由

私は学生時代から軽石をろ材として使用してきました。
違いを知りたくてエーハイムなどの市販ろ材も試したことがありますが、正直なところ、大型水槽では大きな差は感じませんでした。

オーバーフロー濾過のように大量のろ材を使える環境では、ろ材の「質」よりも「量」が効いてくるため、性能差が出にくかったのだと思います。

ここからは、実際に長年使って分かった軽石のメリットとデメリットを紹介します。

軽石をろ材として使うメリット

値段が圧倒的に安い

軽石を使う最大の理由は、間違いなく価格です。

私が使っているのは軽石の中では少し高めの日向土ですが、それでも18L単位で購入でき、市販ろ材と比べると圧倒的に安価です。

オーバーフロー濾過など、ろ材を大量に必要とする水槽では、この価格差は非常に大きなメリットになります。

非常に軽く、通水性を確保しやすい

軽石は名前の通り、とても軽いろ材です。

多孔質なため、商品によっては水に浮いてしまう物もありますが、ろ材自体が軽いことで自重による詰まりが起きにくく、通水性を確保しやすいと感じています。

大型上部濾過や濾過槽でも、重量を気にせず大量に使える点は助かります。

粒の大きさを選べる

軽石は粒サイズの選択肢が多い点も魅力です。

私は、小粒は小型濾過器、中粒から大粒は大型水槽やオーバーフロー濾過用として使い分けてきました。

オーバーフロー濾過で小粒を使うと表面積は稼げますが、目詰まりしやすくメンテナンス頻度が上がるため、現在は中粒から大粒を使用しています。

濾過能力も実用上は十分

軽石が軽い理由は、多孔質構造にあります。

多孔質ということは、それだけ表面積が広く、濾過バクテリアの住処が多いということです。
表面もザラザラしているため、バクテリアの定着性も悪くないと感じています。

180cm水槽の濾過槽に使用している軽石

我が家の180cm水槽も、ろ材の多くは長年軽石を使用してきました。
20年以上熱帯魚を飼育していますが、軽石が原因と思われるトラブルは特に経験していません。

軽石をろ材として使うデメリット

洗浄に少し気を使う

軽石は園芸用品のため、泥や枯れ草が混じっていることがあります。

洗浄時は、ろ材の入ったネットの上から水をかけたり、水をためた容器に入れて軽くじゃぶじゃぶしたり、濾過槽の中ですすいでから取り出す程度にしています。

強くかき回さず、崩れないようにやさしく取り扱うことを意識しています。

耐久性には当たり外れがある

過去に、ホームセンターで一番安い軽石を使ったところ、1年も持たずにボロボロ崩れてしまったことがあります。

一方で、現在使用している日向土は8年以上経過していますが、致命的な劣化はありません。

ただし、ろ材の下からエアレーションを行い、軽石が若干流動する環境では、すり減って粒が小さくなってしまいます。
意図的に流動させる使い方はおすすめしません。

水質に影響する可能性はゼロではない

アクアリウム専用品ではないため、成分の個体差や雑菌混入といったリスクは否定できません。

小型水槽やデリケートな魚を飼育している場合は、専用ろ材を選ぶ方が無難だと思います。

軽石を8年以上使い続けられている理由

洗い方と使用環境の影響が大きい

軽石を長年使い続けられている理由は、洗い方と利用している環境が大きいと感じています。

我が家の水槽はオーバーフロー濾過のため、ろ材を頻繁に取り出して丸洗いすることはありません。
メンテナンス時は、濾過槽の水を抜きながら、上から水を流す程度です。

この方法でも、ろ材に付着した汚れはある程度流れますし、軽石を強くかき回す必要もありません。
結果として、軽石を物理的に傷めにくく、崩れや摩耗を抑えられているのだと思います。

換水量とろ材量で水質を管理している

市販ろ材の性能を細かく比較するよりも、ろ材量をしっかり確保し、換水で管理する方が大型水槽では現実的だと感じています。

軽石が優れているというより、「量を入れられる素材」を選んでいる、という感覚に近いです。

飼育している魚が極端にデリケートではない

飼育している魚が、極端に水質変化に弱い種類ではない点も大きいと思います。

軽石は万能ではないため、魚種や飼育環境によっては成立しないケースもあるはずです。

現在のろ材構成(2026年時点)

現在の180cm水槽では、溶岩砂利、軽石、牡蠣殻、もらい物のリングろ材少々を使用しています。

自作オーバーフロー濾過槽の全景と濾過構成が分かる写真

飼育槽の底材として使用していた溶岩砂利が中心になっていますが、廃棄に困ってここに入っている側面が大きいです。

特定のろ材に強いこだわりがあるわけではなく、とにかく量を確保できる素材を中心に構成しています。

最後に

誤解のないように書いておきますが、市販のアクアリウム用ろ材が使えるのであれば、それが一番良いと私自身も思っています。

エーハイムのメック、サブストラットプロは10年以上使用していますが劣化を感じません。

ただ、大型水槽では大量のろ材が必要になるため、現実的な選択肢として軽石を使ってきました。

軽石は万能ではありませんが、価格、量、手に入りやすさ、そして現在使用している軽石で8年以上、軽石という素材自体は20年以上使い続けてきた経験を踏まえると、今でも十分に選択肢に入るろ材だと思います。

あくまで園芸用品なので使用は自己責任になりますが、金欠アクアリストや若いアクアリストの参考になれば幸いです。

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