この記事では、2×4材を使って水槽台を自作した流れを、設計から完成まで写真付きで詳しく紹介します。
既製品ではサイズが合わない、将来もっと大きな水槽を置きたい、そんな理由で自作を検討している方の参考になれば幸いです。
※全くのど素人DIYです。同じ方法で作成して問題が起きても責任は負えません。必ず自己責任で行ってください。
水槽台の概要
台の寸法
横76.2cm × 奥行61cm × 高さ93cm
構造的には、60規格水槽を縦置きにすると4本設置できるサイズです。
設置場所
180cm水槽の真横で、壁との隙間は約77cm。
既存の水槽台と高さを揃え、並べたときに違和感が出ないように設計しています。

イメージを書き出す
まずは設置場所の寸法を測り、紙にざっくりと完成イメージを書き出しました。

きれいな図面である必要はなく、「どんな形にしたいか」を可視化することが目的です。
今回は60×45×45水槽を置く予定ですが、将来的に75×60×60など大型水槽へ変更できるよう、スペースはギリギリまで確保しています。
設計
水槽はサイズが大きくなるほど重量も増えるため、それに耐えられる構造が必須です。
今回はDIY定番の2×4材を使用するため、木材寸法を考慮しながら設計図を作成しました。

正面図・上面図を描き、どこに柱を入れるか、荷重がどこに掛かるかを意識しています。

この段階で材料の本数と長さをすべて洗い出しておくと、後の作業がかなり楽になります。
材料の調達
設計が固まったら材料を調達します。
今回もスーパービバホームで購入しました。

購入した材料
- 2×4材 8フィート(2438mm) ×1本
- 2×4材 12フィート(3658mm) ×4本
- コンパネ 90×90 ×1枚
- コーススレッド
- カット代
合計金額:5,375円
塗料は手持ちの物を使用しましたが、購入しても1,000円程度です。
このサイズの水槽台としては、かなり安く抑えられたと思います。
材料選びのポイント
- 反りが少ない
- 割れ・欠けがない
- 節が少ない
とはいえ、安価な木材なのである程度の妥協は必要です。
実際、組み立ててみると反りの影響はそれなりにあり、そこそこ苦戦しました。
また、カットサービスは非常に便利ではあるのですが、カットする際に数ミリ狂いが発生する事が注意書きとして書いてあります。
実際に数ミリの狂いにより修正した部分もありました。
組立
組立にはインパクトドライバーが必須です。
持っていない場合は、ホームセンターのレンタルを利用するのがおすすめです。
今回は下穴を開けず、コーススレッドを直接打ち込んでいます。
見た目を重視する場合は、下穴+皿取りを行った方がきれいに仕上がります。
組立工程
① 上下の枠を作成
クランプが無かったため、足で押さえながら強引に固定しました。
結果、若干歪みましたが実用上は問題ありません。
② 上下の枠に柱を取り付け
反りを抑えながらの作業になるため、地味に大変です。
この時点で一気に水槽台らしくなります。
③ 内側の補強柱を追加
外側の柱だけでは不安があったため、内側にも柱を入れて補強しました。

カット誤差で1mmほど隙間ができたため、薄板を噛ませて調整しています。

塗装
組み立て後は塗装作業です。
今回は安価な水性塗料を使用しました。

室内使用のため、防水性能はそこまで気にしていません。
既存の水槽台と色味が近くなればOKという判断です。

塗料が途中で足りなくなり、見えない部分は未塗装になっています。
設置
完成した水槽台を設置します。

設計通りギリギリのサイズだったため、設置には少し苦労しました。

作業完了
60×45×45の水槽を設置しました。

高さも既存水槽台と揃い、見た目はかなり満足しています。
この構造であれば、将来的に75×60×60水槽を載せることも可能だと思います。
下段には小道具を置けるため、物置としても活躍しています。
2019年に作成 → 2026年現在も現役
この水槽台は2019年に作成したものですが、2026年現在も問題なく使用しています。

長期間使用していますが、大きな歪みやガタつき、構造的な不具合はありません。
当時は試行錯誤しながらのDIYでしたが、結果的に余裕を持たせた設計にしておいたことで、今でも安心して使えています。
見た目は既製品には及ばない部分もありますが、実用性と耐久性という点では十分満足できる結果になりました。
最後に
DIYは楽しい反面、事故や破損のリスクもあります。
特に水槽台は水平出しが非常に重要です。
今回はアプリで確認したところ、若干の傾きがありました。

不安な方は既製品を購入する、またはオーダーで作ってもらうのが無難です。
完璧ではありませんが、自分の環境に合わせて試行錯誤しながら形にしていくのがDIYの面白さだと思います。
その後、90cm水槽に限らず、将来的に120cm水槽も設置できる大型水槽棚を自作した記事もあります。
興味のある方は、そちらも参考にしてみてください。




コメント