今回は、セルフィンプレコの幼魚と、30cmを超える成魚をそれぞれ飼育して感じたことについてお話しします。
苔取り要員として非常に有名なセルフィンプレコですが、実際に幼魚から成魚まで飼育してみると、同じ魚とは思えないほど印象が変わりました。
この記事では、苔だらけの水槽に投入したセルフィンプレコの幼魚と、30cm以上に成長した成魚、2匹のセルフィンプレコの飼育経験をまとめていきます。
セルフィンプレコ幼魚の苔取り能力
まずは、セルフィンプレコの幼魚についてです。
オスカーとメガロドラスを飼育している60×45×45cm水槽は、日中に少し日が当たる場所に設置していることもあり、さらに餌も多めに与えているため、苔にとっては非常に恵まれた環境になっていました。
前面ガラスは拭いて除去していましたが、苔以外にも残飯が目立つようになり、試しにセルフィンプレコの幼魚を導入することにしました。
導入した個体は体長3〜4cmほどで、オスカーに食べられてしまうのではないかと、少し不安を感じるサイズです。

プレコ導入 初日


見ての通り、ガラス面にはしっかりと苔が付着しています。導入初日はプレコも落ち着かない様子で、時折オスカーに追いかけられながらも、無事に生き延びていました。
プレコ導入 2日目

正直なところ、まだ大きな変化は見られませんでした。体も小さいため、「まあこんなものかな」と感じていたのが率直な感想です。
プレコ導入 4日目

この頃から、水槽の奥側が少しずつ綺麗になってきたように感じました。環境に慣れてきたことで、本格的に苔を食べ始めたようです。
プレコ導入 6日目

想像以上のペースで苔が減っていきました。右側に少し食べ残しがある程度で、水槽全体がかなりスッキリしてきました。
プレコ導入 7日目

ほとんどの苔がセルフィンプレコに食べられ、水槽は見違えるほど綺麗になりました。幼魚であっても、苔取り能力は本物だと実感しました。
30cm以上に成長したセルフィンプレコの現実
一方で、我が家には30cm以上に成長したセルフィンプレコもいます。
アクリル水槽のなめ傷について
この個体も苔取り要員として非常に優秀でしたが、ある程度の傷は覚悟していたものの、実際には想像以上にアクリル水槽へ細かい傷が入る結果となりました。

撮影する際にはカメラ露出を下げているため、正面写真を見るとそれほど気になりませんが、実際に見るとモヤっとした印象になっています。
側面から見ると擦りガラスの様になっています。

セルフィンプレコは歯が柔らかく、比較的傷が付きにくいと聞いたこともありましたが、実際に飼育してみないと分からない部分も多いと感じました。
アクリル水槽は傷が付きやすい素材ではありますが、研磨することである程度は透明感を取り戻すことができます。実際に行ったアクリル水槽の研磨方法については、以下の記事で詳しくまとめています。
混泳について

プレコがポリプを舐めると言う話についてですが、実際に発生しています。
ポリプも逃げればいいのにジッとしているのでしばらく舐められていました。

アジなどもよく舐め動物質も好んで摂取する印象です。
本来の食性からはズレているのであまり良いことではないと思います。
他の魚に対してヒレを使用して攻撃を加える様子もよく見られました。
気性は荒いイメージです。

コリドラス達にはモフモフされ続けていて可愛かったです。
水槽の移動と最終的な判断
結果として、30cmを超えたセルフィンプレコは180cm水槽から、ガラス製の60×45×45cm水槽へ移動させて飼育していましたが、最終的な判断として手放す事にしました。

ガラス水槽であれば、アクリルのように傷が入る心配はありません。セルフィンプレコが泳ぐ姿は非常に格好良く、個人的には好きな魚だけに少し残念です。
手放すことにした理由としては、セルフィンプレコがアクリル水槽に想像以上の傷を付けてしまい、メインタンクでの飼育が難しくなったこと、また代替として使用できる水槽が60cm水槽までになってしまったことが挙げられます。
まとめ
セルフィンプレコは、幼魚のうちは苔取り能力が非常に高く、短期間で水槽を綺麗にしてくれる頼もしい存在です。
一方で、成長すると30cm以上になる大型魚であり、水槽素材や飼育環境によっては注意が必要になります。
導入を検討する際は、目の前の苔取り効果だけでなく、最終的なサイズや将来の飼育環境まで含めて考えることが大切だと感じました。
苔取り能力の高さは非常に魅力的ですが、安易な導入はおすすめできません。
セルフィンプレコを迎える場合は、計画的な飼育を心掛けていきたいところです。




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